63 歳女性。10 年ほど前から股関節の痛みを感じ、整形外科を受診し変形性股関節症と診断された。処方1 の薬剤の服用で様…

薬学実践問題(実務) 第324問

63 歳女性。10 年ほど前から股関節の痛みを感じ、整形外科を受診し変形性股関節症と診断された。処方1 の薬剤の服用で様子を見ていたが、症状が悪化し、杖なしでは歩けなくなったため、医師から人工股関節置換術を勧められ入院して手術を受けることになった。患者が入院する病院はDiagnosis ProcedureCombination(DPC)制度対象病院で、手術後から処方2 の薬剤を服用予定である。(処方1 )ロキソプロフェンNa 錠60 mg 1 回1 錠(1 日2 錠)1 日2 回 朝夕食後 14 日分(処方2 )エドキサバントシル酸塩水和物錠30 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回 朝食後  14 日分この患者への処方2 に関する服薬指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。

正答 (2)(5)
正答は (2)と(5)。エドキサバンは人工股関節置換術の後の静脈血栓塞栓症を防ぐ薬で、あざや歯ぐきの出血などに気づいたらすぐ知らせてもらいます。 下肢の整形外科手術の後は、深部静脈血栓症や肺塞栓症が起こりやすく、エドキサバン 30 mg を1日1回使ってこれを防ぎます。出血の副作用があるため、皮下出血や歯ぐきの出血、血尿・黒い便などを見逃さないよう伝えます。 【ほかの選択肢】 (1) 傷の治りを早める薬ではなく、血栓を防ぐ抗凝固薬 誤り (3) 手術後12時間以上たち、手術の傷などからの出血がないことを確かめてから始める 誤り (4) グレープフルーツジュースを避ける指導が求められる薬ではない 誤り

出典:第107回 薬剤師国家試験 問324(厚生労働省 公表)出典元ページ

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