13 歳女児。身長150 cm、体重42 kg。昨夜から38.5 ℃の発熱があり、今朝になっても熱が下がらず、筋肉痛、頭…
薬学実践問題(実務) 第263問
13 歳女児。身長150 cm、体重42 kg。昨夜から38.5 ℃の発熱があり、今朝になっても熱が下がらず、筋肉痛、頭痛、倦怠感を訴えたため、午前中に近医を受診した。インフルエンザと診断され、母親が処方箋(処方1 及び2 )を持って来局した。薬剤師が薬歴を確認したところ、バロキサビル マルボキシル錠による発疹の副作用歴があったので、薬剤師から処方医へ連絡し、処方1 が処方3 へ変更となった。(処方1 )バロキサビル マルボキシル錠20 mg 1 回2 錠(1 日2 錠)1 日1 回 夕食後 1 日分(処方2 )アセトアミノフェン錠200 mg 1 回2 錠発熱時 5 回分(10 錠)(処方3 )オセルタミビルカプセル75 mg 1 回1 カプセル(1 日2 カプセル)1 日2 回 朝夕食後 5 日分薬剤師が母親に伝える内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。
- (1)平熱に戻った場合は、処方3 の使用を中止してください。
- (2)解熱した翌日より学校に登校できます。
- (3)発熱時には、カフェインを多く含むお茶やコーヒーをとるようにしてください。
- (4)処方3 は、本日中に服用を開始してください。
- (5)異常行動による事故を防止するため、お子さんが一人にならないよう配慮してください。
正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。オセルタミビルは発症後早く始めるほど効果的で、服用の有無にかかわらず異常行動による事故に注意します。
オセルタミビルは発症から48時間以内に始めることとされており、昨夜発熱した患児は今日のうちに飲み始めます。インフルエンザでは、薬の有無や種類にかかわらず、急に走り出すなどの異常行動が報告されています。発熱から少なくとも2日間は子どもを一人にしないよう伝えます。
【ほかの選択肢】
(1) 熱が下がっても、決められた5日分を飲み切る 誤り
(2) 学校保健安全法施行規則では、発症後5日を経過し、かつ解熱後2日を経過するまで出席停止 誤り
(3) 水分をこまめにとるのはよいが、カフェインを多く含む飲み物をとる理由はない 誤り
出典:第108回 薬剤師国家試験 問263(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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