30 歳男性。喫煙歴10 年。1 週間前から禁煙を決意し、自分でたばこをやめてみた。しかし、このまま禁煙が続けられるのか…
薬学実践問題(法規) 第316問
30 歳男性。喫煙歴10 年。1 週間前から禁煙を決意し、自分でたばこをやめてみた。しかし、このまま禁煙が続けられるのか不安があり、薬局を訪れて薬剤師に相談した。男 性:禁煙に関して相談してもよろしいですか。薬剤師:なんでもどうぞ。男 性: 実は、1 週間前にたばこをやめてから、ここ数日イライラしてしまって、禁煙をこのまま続けられるか不安です。薬剤師: 1 週間禁煙は続けられたけれども、これからも続けられるのか不安なのですね。禁煙支援では行動変容のステージに合わせて支援することが重要である。この男性の行動変容のステージに対する薬剤師の働きかけとして、適切なのはどれか。1つ選べ。
- (1)無関心期(前熟考期)なので喫煙による問題に気づくよう支援し、禁煙への関心を高める。
- (2)関心期(熟考期)なので禁煙に関心を持ちだしたことを評価する。
- (3)準備期なので禁煙行動実施の宣言をしてもらう。
- (4)実行期なので禁煙が継続できていることに焦点を当てて行動を強化する。
- (5)維持期なので自己効力感を高めるために禁煙が持続できている秘訣を話してもらう。
正答 (4)
正答は (4)。禁煙を始めて1週間で、行動を変えてから6か月未満なので実行期にあたり、続けられていることを認めて行動を強めます。
行動変容のステージは、無関心期(6か月以内に変える気がない)、関心期(6か月以内に変えるつもり)、準備期(1か月以内に変えるつもり)、実行期(行動を変えて6か月未満)、維持期(6か月以上続いている)に分けられます。この男性はすでに禁煙を始めているため実行期です。1週間続けられたことをほめ、離脱症状への対処法を一緒に考えて継続を支えます。
【ほかの選択肢】
(1) すでに禁煙しており、無関心期ではない 誤り
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(2) すでに禁煙しており、関心期ではない 誤り
(3) すでに禁煙を始めており、準備期ではない 誤り
(5) 禁煙して6か月たっておらず、維持期ではない 誤り
出典:第108回 薬剤師国家試験 問316(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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