30 歳男性。喫煙歴10 年。1 週間前から禁煙を決意し、自分でたばこをやめてみた。しかし、このまま禁煙が続けられるのか…
薬学実践問題(実務) 第317問
30 歳男性。喫煙歴10 年。1 週間前から禁煙を決意し、自分でたばこをやめてみた。しかし、このまま禁煙が続けられるのか不安があり、薬局を訪れて薬剤師に相談した。男 性:禁煙に関して相談してもよろしいですか。薬剤師:なんでもどうぞ。男 性: 実は、1 週間前にたばこをやめてから、ここ数日イライラしてしまって、禁煙をこのまま続けられるか不安です。薬剤師: 1 週間禁煙は続けられたけれども、これからも続けられるのか不安なのですね。この男性と以下のやり取りをした後の、薬剤師の説明内容として正しいのはどれか。2つ選べ。男 性: もし今後、禁煙が続かなくなりそうになったら、禁煙補助薬を使うことも考えてみたいのですが、どのような禁煙補助薬が薬局で買えるのか教えてください。薬剤師:はい。一般用医薬品の禁煙補助薬の特長や種類についてご説明します。男 性:はい、参考にします。
- (1)ニコチン製剤はニコチン離脱症状をやわらげることが期待できます。
- (2)ニコチンパッチ製剤を使用しながら段階的に喫煙本数を減らすことができます。
- (3)ニコチンパッチ製剤は、複数枚貼ることができるので、量を調節しやすいです。
- (4)ニコチンガム製剤とニコチンパッチ製剤を同時に使用することはできません。
- (5)現在、一般用医薬品として販売されている禁煙補助剤はニコチン製剤とバレニクリン製剤があります。
正答 (1)(4)
正答は (1)と(4)。ニコチン製剤はニコチンを補ってイライラなどの離脱症状を和らげ、一般用医薬品のガムとパッチは同時に使えません。
一般用医薬品の禁煙補助薬には、ニコチンガムとニコチンパッチがあります。たばこの代わりにニコチンを少しずつ補い、離脱症状を和らげながら量を減らしていきます。ニコチンの過量を避けるため、ガムとパッチの併用はできません。
【ほかの選択肢】
(2) パッチは禁煙を始めると同時に使い、使っている間は喫煙しない 誤り
(3) パッチは1日1枚。複数枚を貼って量を調節するものではない 誤り
(5) バレニクリンは医療用医薬品で、一般用医薬品にはない 誤り
出典:第108回 薬剤師国家試験 問317(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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