新聞報道で、致死率の高い感染症である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を知った中学生(14 歳)と父親がドラッグストア…
薬学実践問題(衛生) 第230問
新聞報道で、致死率の高い感染症である重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を知った中学生(14 歳)と父親がドラッグストアに来局した。この親子は、夏休みに登山をすることになったので、SFTS とその感染を防ぐための方法を教えて欲しいとの相談があった。SFTS に関する説明内容として正しいのはどれか。2つ選べ。
- (1)感染症法(注)においてSFTS が含まれる四類感染症は、全数報告対象とされている。
- (2)原虫によって引き起こされる感染症である。
- (3)ダニが媒介する感染症である。
- (4)SFTS に対するワクチンがある。
- (5)感染者との接触及び血液を介した感染のおそれはない。(注)感染症法:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
正答 (1)(3)
正答は (1)と(3)。SFTS は感染症法の四類感染症で全数報告の対象であり、マダニが媒介するウイルス感染症です。
SFTS はブニヤウイルスの仲間の SFTS ウイルスによる感染症で、ウイルスをもつマダニにかまれて感染します。発熱・消化器症状・血小板減少・白血球減少などが出て、致死率が高い病気です。
【ほかの選択肢】
(2) 病原体はウイルスで、原虫ではない 誤り
(4) SFTS に使えるワクチンは無い 誤り
(5) 患者の血液や体液との接触で人から人に感染した例がある。発症したネコ・イヌからの感染も報告されている 誤り
【ポイント】
四類感染症は動物や飲食物を介して人に感染する病気で、診断した医師はすぐに届け出ます。
出典:第110回 薬剤師国家試験 問230(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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