図のように,配電用変電所の変圧器の百分率インピーダンスは21%(定格容量30 MV・A基準),変電所から電源側の百分率イ…
一般問題 第8問
図のように,配電用変電所の変圧器の百分率インピーダンスは21%(定格容量30 MV・A基準),変電所から電源側の百分率インピーダンスは2%(系統基準容量10 MV・A),高圧配電線の百分率インピーダンスは3%(基準容量10 MV・A)である。高圧需要家の受電点(A 点)から電源側の合成百分率インピーダンスは基準容量10 MV・A でいくらか。ただし,百分率インピーダンスの百分率抵抗と百分率リアクタンスの比は,いずれも等しいとする。
- イ8 %
- ロ12 %
- ハ20 %
- ニ28 %
正答 ロ
正答は (2)。
【結論】
百分率インピーダンスを足し合わせるには、基準容量をそろえる必要があります。基準容量を10MV・Aにそろえます。百分率インピーダンスは基準容量に比例します。
変圧器 21%(30MV・A基準)
10MV・A基準に直すと 21 × 10 ÷ 30 = 7[%]
電源側の2%と高圧配電線の3%は、すでに10MV・A基準です。三つは直列なので、そのまま足し合わせます。
合成百分率インピーダンス = 2 + 7 + 3
= 12[%]
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【換算の向き】
百分率インピーダンスは、基準容量を小さくすると小さく、大きくすると大きくなります。30MV・Aから10MV・Aへ1/3にしたので、21%も1/3の7%になります。
【誤りの選択肢】
(1) 8 (3) 20 (4) 28 計算と合いません。変圧器の21%を換算せずに足すと 2 + 21 + 3 = 26[%] となり、これも誤りです
【間違えやすい点】
抵抗とリアクタンスの比が等しいと断っているのは、百分率インピーダンスを大きさのまま足してよい、という意味です。この条件がないと、抵抗分とリアクタンス分を別々に足す必要があります。
出典:令和5年度第一種電気工事士学科試験 問8(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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