不動産の売買契約において、買主が売主に解約手付を交付した場合、売主は、買主が契約の履行に着手するまでは、受領した手付と同…
不動産 (22)
不動産の売買契約において、買主が売主に解約手付を交付した場合、売主は、買主が契約の履行に着手するまでは、受領した手付と同額を買主に償還することで、契約の解除をすることができる。
- (1)正しい(適切である)
- (2)誤っている(適切でない)
正答 (2)
正答は (2)。「誤っている」が正しい判断です。
解約手付が交付された場合、売主が契約を解除するには、受領した手付の倍額を現実に提供する必要があります。同額を返すだけでは解除できません。
【解約手付による解除】
買主 交付した手付を放棄する
売主 受領した手付の倍額を現実に提供する
買主は手付を放棄するだけ、売主は倍額を返す。売主のほうが重い負担です。
【解除できる期限】
相手方が契約の履行に着手するまで
自分が履行に着手していても、相手が着手していなければ解除できます。「相手方が」着手するまで、という点が重要です。
解説の続きをみる続きを閉じる
【履行の着手の例】
売主 所有権移転登記の準備、建物の引渡しの準備
買主 中間金や残代金の支払い
【手付の種類】
証約手付 契約が成立したことの証拠
解約手付 解除権を留保する
違約手付 債務不履行があった場合の違約金
特約がなければ解約手付と推定されます。
【宅地建物取引業者が売主の場合】
手付の額は代金の2割を超えてはならない
手付は解約手付とみなされる
買主に不利な特約は無効
業者が売主で買主が業者以外の場合の規制です。買主を保護するための規定なので、買主に有利な特約であれば有効です。
【クーリング・オフ】
業者が売主で、事務所等以外の場所で申込みをした場合、8日以内であれば書面により撤回できる
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 3級学科試験 2021年1月 (22)出典元ページ
最終更新日
「不動産」のほかの問題
- 2019年9月 (22)住宅の品質確保の促進等に関する法律の規定によれば、新築住宅の売主が住宅の構造耐力上主要な
- 2020年9月 (53)宅地または建物の売買または交換の媒介契約のうち、( ① )では、依頼者は他の宅地建物取引
- 2022年1月 (24)建物の区分所有等に関する法律(区分所有法)において、規約の変更は、区分所有者および議決権
- 2022年9月 (55)固定資産税における小規模住宅用地(住宅用地で住宅1戸につき200㎡以下の部分)の課税標準
- 2023年9月 (51)相続税路線価は、相続税や( ① )を算定する際の土地等の評価額の基準となる価格であり、地
- 2025年5月 (22)借地借家法によれば、定期借地権の設定を目的とする契約は、定期借地権の種類にかかわらず、公
スポンサーリンク

