普通地方公共団体が締結する契約に関する次の記述のうち、地方自治法の定めに照らし、妥当なものはどれか。…
行政法 問題10
普通地方公共団体が締結する契約に関する次の記述のうち、地方自治法の定めに照らし、妥当なものはどれか。
- (1)売買、賃借、請負その他の契約は、一般競争入札、指名競争入札、随意契約、せり売りのほか、条例で定める方法によっても締結することができる。
- (2)売買、賃借、請負その他の契約を、指名競争入札、随意契約またはせり売りの方法により締結することができるのは、政令が定める場合に該当するときに限られる。
- (3)一般競争入札により契約を締結する場合においては、政令の定めるところにより、契約の目的に応じ、予定価格の制限の範囲内で最高または最低の価格をもって申込みをした者を契約の相手方とするものとされており、この点についての例外は認められていない。
- (4)随意契約の手続に関し必要な事項は、当該普通地方公共団体が条例でこれを定める。
- (5)契約を締結する場合に議会の議決を要するのは、種類および金額について政令で定める基準に従い条例で定めるものを締結するときであって、かつ指名競争入札による場合に限られる。
正答 (2)
正答は (2)。これが妥当です。
地方自治法234条1項は、普通地方公共団体の売買、貸借、請負その他の契約は、一般競争入札、指名競争入札、随意契約又はせり売りの方法により締結するとし、同条2項は、このうち指名競争入札、随意契約又はせり売りは、政令で定める場合に該当するときに限りこれによることができるとしています。一般競争入札が原則です。記述はこのとおりです。
【ほかの選択肢】
(1) 契約の方法は234条1項の4つに限られ、条例で別の方法を定めることはできません 妥当でない
(3) 234条3項は、予定価格の制限の範囲内で最高又は最低の価格の申込者を相手方とするのを原則としつつ、ただし書で、政令の定めるところにより、価格その他の条件が最も有利なものをもって申込みをした者を相手方とすることができるとしています(総合評価一般競争入札など)。例外はあります 妥当でない
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 234条6項は、競争入札の資格、公告・指名の方法、随意契約やせり売りの手続など、契約の締結の方法に関し必要な事項は「政令」で定めるとしています。条例ではありません 妥当でない
(5) 96条1項5号は、その種類及び金額について政令で定める基準に従い条例で定める契約を締結することを議会の議決事件としています。指名競争入札による場合に限られません 妥当でない
出典:令和2年度 行政書士試験 問題10(一般財団法人行政書士試験研究センター公表)出典元ページ
この試験問題は、一般財団法人行政書士試験研究センターの許諾を得て掲載しています。無断での転載・複製を禁じます。解説は過去問NAVIが独自に作成したもので、同センターの見解ではありません。
最終更新日
「行政法」のほかの問題
- 2021年(令和3年度) 問題15再調査の請求について定める行政不服審査法の規定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか
- 2022年(令和4年度) 問題11申請に対する処分について定める行政手続法の規定に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか
- 2022年(令和4年度) 問題26国籍と住民としての地位に関する次の記述のうち、法令に照らし、妥当なものはどれか。
- 2023年(令和5年度) 問題22地方自治法が定める普通地方公共団体に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 2024年(令和6年度) 問題18抗告訴訟における判決について説明する次のア~オの記述のうち、誤っているものの組合せはどれ
- 2025年(令和7年度) 問題14行政不服審査法の規定に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。
スポンサーリンク

