行政立法についての最高裁判所の判決に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。…

行政法 問題10

行政立法についての最高裁判所の判決に関する次の記述のうち、妥当なものはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。これが妥当です。 最高裁平成3年7月9日判決は、旧監獄法施行規則が原則として被勾留者と14歳未満の者(幼年者)との接見を許さないとしていたことについて、幼年者の心情への配慮という趣旨があっても、法律によらないで被勾留者の接見の自由を著しく制限するもので、旧監獄法の委任の範囲を超え無効だとしました。記述はこのとおりです。 【ほかの選択肢】 (1) 最高裁平成27年12月14日判決は、退職一時金に付する利子の利率を政令に委任した国家公務員共済組合法の規定について、委任の範囲は明確で、憲法41条・73条6号に違反しないとしました 誤り
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(3) 医薬品ネット販売事件(最高裁平成25年1月11日判決)は、郵便等販売を規制する省令が委任の範囲内といえるには、根拠となる規定から、規制の範囲や程度に応じて委任の趣旨が明確に読み取れることを要するとし、その判断にあたって、根拠規定以外の諸規定や立法過程の議論も検討しています。それらを考慮してはならないとはしていません(結論として、一律に禁じた省令の規定は委任の範囲を逸脱し無効とされました) 誤り (4) 最高裁平成14年1月31日判決は、児童扶養手当法施行令が「父から認知された児童を除く」とした括弧書きの部分は、法の委任の趣旨に反し、委任の範囲を逸脱した違法なもので無効だとしました 誤り (5) サーベル登録拒否事件(最高裁平成2年2月1日判決)は、銃砲刀剣類登録規則が鑑定の基準を日本刀に限ったことは、法の委任の趣旨を逸脱するものではないとしました 誤り

出典:令和3年度 行政書士試験 問題10(一般財団法人行政書士試験研究センター公表)出典元ページ

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