次の記述は正しいか。前科及び犯罪経歴(以下「前科等」という。)は人の名誉、信用に直接にかかわる事項であり、前科等のある者…

憲法 憲法 (オ)

次の記述は正しいか。前科及び犯罪経歴(以下「前科等」という。)は人の名誉、信用に直接にかかわる事項であり、前科等のある者もこれをみだりに公開されないという法律上の保護に値する利益を有する。

正答 (1)
正答は (1)。前科照会事件の最高裁判決(昭和56年4月14日)が述べたとおりの内容です。 弁護士会の照会に応じて区長が前科を報告したことが問題となった事件で、最高裁第三小法廷判決(昭和56年4月14日)は、前科及び犯罪経歴は人の名誉、信用に直接にかかわる事項であり、前科等のある者もこれをみだりに公開されないという法律上の保護に値する利益を有するとしました。そのうえで、照会に漫然と応じて前科等のすべてを報告したことは、公権力の違法な行使に当たるとしています。記述は判例の言葉どおりです。 【ポイント】 ノンフィクション「逆転」事件(最判平成6年2月8日)も、前科等にかかわる事実をみだりに公表されない法的利益を認めています。

出典:2023年(令和5年) 海事代理士試験 筆記試験 1.憲法 (オ)(国土交通省 公表)出典元ページ

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