株主名簿に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

企業法 企業法 問題5

株主名簿に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.株式会社は,株券が発行されている株式については,当該株式に係る株券の番号を株主名簿に記載し,又は記録しなければならない。イ.株式会社は,当該株式会社に代わって株主名簿の作成及び備置きその他の株主名簿に関する事務を行う者を置く旨を定款で定め,当該事務を行うことを委託することができる。ウ.株式会社は,債権者が書面をもって作成されている株主名簿の閲覧又は謄写の請求をすることができない旨を定款で定めることができる。エ.相続その他の一般承継により譲渡制限株式を取得した者は,当該譲渡制限株式を取得したことについて株式会社の承認を受けていなければ,当該譲渡制限株式に係る株主名簿記載事項を株主名簿に記載し,又は記録することを請求することができない。

正答 (1)
正答は (1)。株券発行会社は株券の番号を株主名簿に記載し(ア)、株主名簿管理人を定款で置けます(イ)。 株主名簿の記載事項・閲覧・名義書換の問題です。 【各記述】 ア 正しい。株券発行会社では、株券が発行されている株式に係る株券の番号が株主名簿記載事項です(会社法121条4号)。 イ 正しい。株主名簿管理人を置く旨を定款で定め、株主名簿の作成・備置きなどの事務を委託できます(123条)。 ウ 誤り。株主と債権者は理由を明らかにして株主名簿の閲覧・謄写を請求でき(125条2項)、会社は同条3項の拒絶事由がある場合を除き拒めません。定款で債権者の請求を排除する規定はありません。 エ 誤り。相続その他の一般承継で譲渡制限株式を取得した者は、会社の承認がなくても名義書換を請求できます(134条4号)。 正しいのはアとイで、(1) です。

出典:2022年(令和4年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 企業法 問題5(金融庁 公表)出典元ページ

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