次の〔資料〕に基づき,のれんについて,その減損損失計上後の帳簿価額として正しい金額の番号を一つ選びなさい。なお,計算結果…

財務会計論 財務会計論 問題20

次の〔資料〕に基づき,のれんについて,その減損損失計上後の帳簿価額として正しい金額の番号を一つ選びなさい。なお,計算結果に端数が生じる場合には,百万円未満を四捨五入すること。(8 点)〔資料〕当社では,数年前に事業ⅣおよびⅤを外部から一度に取得した際にのれんが発生し,その帳簿価額(減損処理前)は200 百万円である。事業Ⅳには,資産グループA,B,Cが属しているが,全ての資産グループに減損の兆候が認められる。また,事業Ⅳでは,事業Ⅳに属するのれんを含む,より大きな単位にも減損の兆候が認められる。一方,事業Ⅴには,資産グループD,Eが属しているが,いずれのグループにも減損の兆候は認められない。事業Ⅴでは,事業Ⅴに属するのれんを含む,より大きな単位にも減損の兆候が認められない。各資産グループの帳簿価額,割引前将来キャッシュ・フローおよび回収可能価額は【表1 】のとおりである。また,より大きな単位での割引前将来キャッシュ・フローおよび回収可能価額は【表2 】のとおりである。なお,より大きな単位での減損損失の認識の判定および測定を行う際の,のれんの帳簿価額の分割は,事業の取得時の時価(事業Ⅳ:500 百万円,事業Ⅴ:300 百万円)の比率に基づいて行う。【表1 】 (単位:百万円)資産グループ A B C D E帳簿価額 100 80 200 110 90割引前将来キャッシュ・フロー 105 70 180 160 150回収可能価額 90 50 160 145 125【表2 】 (単位:百万円)事業 Ⅳ Ⅴ割引前将来キャッシュ・フロー 420 290回収可能価額 355 240

正答 (4)
正答は (4)。事業Ⅳに配分したのれん125のうち、より大きな単位で増える減損80を減らして45、事業Ⅴの75と合わせて120百万円です。 (百万円) 【のれんの分割】事業の取得時の時価の比率 事業Ⅳ 200×500/800=125、事業Ⅴ 200×300/800=75 【資産グループごと(事業Ⅳ)】割引前将来キャッシュ・フロー<帳簿価額なら認識 A 105≧100 → 認識しない B 70<80 → 80-50=30 C 180<200 → 200-160=40 合計 70 【のれんを含むより大きな単位(事業Ⅳ)】
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帳簿価額 100+80+200+125=505 割引前将来キャッシュ・フロー 420<505 → 認識 減損損失 505-355=150 増加額 150-70=80は、原則としてのれんに配分 → 125-80=45 【事業Ⅴ】減損の兆候がないので、のれん75はそのまま 【のれんの減損後の帳簿価額】45+75=120

出典:2022年(令和4年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題20(金融庁 公表)出典元ページ

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