当社は月次決算を採用している。次の〔資料〕に基づき,当月(X2 年3 月1 日~X2 年3 月31 日)の損益計算書の売…

財務会計論 財務会計論 問題8

当社は月次決算を採用している。次の〔資料〕に基づき,当月(X2 年3 月1 日~X2 年3 月31 日)の損益計算書の売上原価の金額として最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,計算過程で端数が生じる場合,小数点第1 位をその都度四捨五入すること。(8点)〔資料〕(前提条件)・当社はA商品の仕入,販売を行う会社であり,これ以外の売上項目は存在しない。・A商品の評価方法として月次総平均法を採用している。(X2 年3 月1か月間のA商品の取引)・3 月1 日:A商品前月繰越高は,単価46,000 円,数量800 個であった。・3 月10 日:A商品を560 個販売した。・3 月12日:A商品を単価46,500 円で400 個を掛で仕入れ,商品の掛代金は翌月末支払とし,引取運賃200,000 円を運送会社に現金で支払った。・3 月15 日:A商品30 個を見本品として販売促進用に使用し,販売費に振り替えた。・3 月21日:A商品を単価46,000 円で400 個を掛で仕入れ,引取運賃200,000 円を運送会社に現金で支払った。また,商品の掛代金を7 日以内に支払うときは1 % を割り引くとの条件が示されたため,仕入の翌日に銀行振込で支払った。(月末の決算手続に係る事項)・A商品の月末実地棚卸数量は1,007 個であった。なお,棚卸減耗が生じる場合,原価性のある棚卸減耗費として売上原価処理する。・A商品の月末における正味売却価額は単価46,100 円であった。なお,A商品の収益性の低下が認められる場合は,臨時の事象に起因した多額なものとしては扱わないこととする。

正答 (5)
正答は (5)。仕入割引を控除しない総平均単価46,375円で、販売分・棚卸減耗費・評価損を売上原価に入れると 26,386,050円だからです。 【総平均単価】(単位:円) 前月繰越:800個 × 46,000 = 36,800,000 3月12日:400個 × 46,500 + 引取運賃 200,000 = 18,800,000 3月21日:400個 × 46,000 + 引取運賃 200,000 = 18,600,000 計 1,600個・74,200,000 → 単価 46,375引取運賃は付随費用として取得原価に含めます。期日前の支払による仕入割引(1%)は利息の性格をもつ財務収益として営業外収益とし、仕入原価から差し引きません。
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【数量】 帳簿の月末数量:1,600 − 560 − 30(見本品は販売費へ振替)= 1,010 実地 1,007 なので、棚卸減耗は 3個 【売上原価】 販売分:560 × 46,375 = 25,970,000 棚卸減耗費:3 × 46,375 = 139,125 評価損:(46,375 − 46,100) × 1,007 = 276,925 合計:26,386,050 仕入割引を控除すると単価は46,260円となり、(3) の 26,205,500円になります。

出典:2024年(令和6年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題8(金融庁 公表)出典元ページ

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