株式の分割及び株式無償割当てに関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

企業法 企業法 問題5

株式の分割及び株式無償割当てに関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.株式の分割により1 株に満たない端数が生じることがあるが,株式無償割当てにより1 株に満たない端数が生じることはない。イ.種類株式発行会社においては,ある種類の株式の株主が,株式の分割により自己の有する種類の株式と異なる種類の株式を取得することはないが,株式無償割当てにより自己の有する種類の株式と異なる種類の株式を取得することはある。ウ.自己株式を保有する株式会社においては,株式の分割により自己株式の数は増えるが,株式無償割当てにより自己株式の数は増えない。エ.株式の分割については,当該株式の分割に係る基準日を定めることを要しないが,株式無償割当てについては,当該株式無償割当てに係る基準日を定めなければならない。

正答 (4)
正答は (4)。無償割当ては他の種類の株式も割り当てられ(イ)、自己株式には割り当てません(ウ)。 株式の分割(183条)と株式無償割当て(185条・186条)の違いを問う問題です。 【各記述】 ア 誤り。株式無償割当てでも1株に満たない端数は生じ得ます。その処理は234条1項3号に定められています。 イ 正しい。株式の分割は同じ種類の株式の数を増やすものです(183条2項3号)。株式無償割当てでは、割り当てる株式の種類を定めるので(186条1項1号)、異なる種類の株式を割り当てることができます。
解説の続きをみる続きを閉じる
ウ 正しい。株式の分割は自己株式にも及び、自己株式の数も増えます。株式無償割当ては「当該株式会社以外の株主」の株式の数に応じて割り当てるので(186条2項)、自己株式は増えません。 エ 誤り。株式の分割では「株式の分割に係る基準日」を定めなければなりません(183条2項1号)。株式無償割当てで定めるのは効力発生日などで(186条1項)、基準日は必須ではありません。 正しいのはイとウで、(4) です。

出典:2023年(令和5年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 企業法 問題5(金融庁 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「企業法」のほかの問題

  1. 2022年(令和4年)第Ⅰ回 企業法 問題5株主名簿に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。
  2. 2022年(令和4年)第Ⅱ回 企業法 問題8株主総会における議決権の代理行使に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切
  3. 2023年(令和5年)第Ⅰ回 企業法 問題11株式会社の役員及び会計監査人の任期に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適
  4. 2024年(令和6年)第Ⅰ回 企業法 問題14株式会社の会計帳簿及び計算書類等に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切
  5. 2024年(令和6年)第Ⅱ回 企業法 問題17株式会社の組織変更に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選
  6. 2025年(令和7年)第Ⅰ回 企業法 問題20金融商品取引法上の発行者以外の者による株券等の公開買付けに関する次の記述のうち,正しいも

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク