自己株式に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

企業法 企業法 問題6

自己株式に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5 点)ア.株式会社は,自己株式について,新株予約権無償割当てをすることができない。イ.株式会社は,自己株式について,剰余金の配当を受ける権利を有しない。ウ.株式会社は,自己株式の取得価額を貸借対照表の資産の部に計上しなければならない。エ.株式会社が自己株式を消却した場合には,発行可能株式総数は減少する。

正答 (1)
正答は (1)。自己株式には新株予約権無償割当てができず(ア)、剰余金の配当もできません(イ)。 自己株式の権利と会計上の扱いを問う問題です。 【各記述】 ア 正しい。新株予約権無償割当ては「当該株式会社以外の株主」の株式の数に応じて割り当てる内容でなければなりません(278条2項)。 イ 正しい。剰余金の配当は「その株主(当該株式会社を除く。)」に対してします(453条)。 ウ 誤り。自己株式は資産の部ではなく、純資産の部の株主資本の控除項目として表示します(会社計算規則76条2項)。 エ 誤り。自己株式を消却すると発行済株式の総数は減りますが、発行可能株式総数は定款の定めなので、定款を変更しない限り減少しません。 正しいのはアとイで、(1) です。

出典:2023年(令和5年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 企業法 問題6(金融庁 公表)出典元ページ

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