合同会社に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…

企業法 企業法 問題15

合同会社に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)ア.合同会社の資本金の額は,登記しなければならない。イ.合同会社の社員は,出資の価額が減少した場合であっても,その旨の登記をする前に生じた当該合同会社の債務について,当該出資の価額の減少前の責任の範囲内でこれを弁済する責任を負う。ウ.合同会社が当該合同会社の持分を取得した場合には,当該合同会社は,当該持分を相当の時期に処分しなければならない。エ.合同会社が新たに社員を加入させる場合において,当該合同会社が新たに社員を加入させる旨の定款の変更をしたにもかかわらず,新たに社員になろうとする者がその出資に係る払込み又は給付の全部又は一部を履行していないときは,その者は,当該払込み又は給付を完了した時に,当該合同会社の社員になる。

正答 (3)
正答は (3)。合同会社は資本金の額を登記し(ア)、出資を履行していない加入者は払込み・給付を完了した時に社員となります(エ)。 合同会社の登記・持分・社員の加入を問う問題です。 【各記述】 ア 正しい。資本金の額は合同会社の設立の登記事項です(会社法914条5号)。 イ 誤り。出資の価額を減らした有限責任社員が登記前の債務について従前の責任を負う規定(583条2項)は、合同会社の社員を除いています。合同会社の社員は出資を全部履行しているため、会社債権者に直接の責任を負わないからです(580条2項参照)。
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ウ 誤り。持分会社が自己の持分を取得したときは、その持分は取得した時に消滅します(587条2項)。処分する義務はありません。株式会社の自己株式との違いに注意します。 エ 正しい。社員の加入は定款変更の時に効力を生じますが、合同会社で出資の払込み・給付が済んでいないときは、それを完了した時に社員となります(604条2項・3項)。 正しいのはアとエで、(3) です。

出典:2024年(令和6年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 企業法 問題15(金融庁 公表)出典元ページ

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