総合原価計算に関する次の記述のうち,我が国の「原価計算基準」に照らして正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びな…
管理会計論 管理会計論 問題6
総合原価計算に関する次の記述のうち,我が国の「原価計算基準」に照らして正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)ア.単純総合原価計算は,同種製品を反復連続的に生産する生産形態に適用するのに対し,等級別総合原価計算は,同一工程において,異種製品を連続生産する中で,その製品を形状,大きさ,品位等によって等級に区別する場合に適用する。イ.等価係数は,各等級製品の販売価格,重量,長さ,面積,純分度,熱量,硬度等原価の発生と関連ある製品の諸性質に基づいて算定する。ウ.原価要素別又は原価要素群別に定めた等価係数を個別的に適用しないで,各原価要素又は原価要素群の重要性を加味して総括し,この総括的等価係数に基づいて,一期間の完成品の総合原価を一括的に各等級製品にあん分して,その製品原価を計算することができる。エ.等級別総合原価計算にあっては,各等級製品について適当な等価係数を定め,原則として,一期間の完成品の総合原価又は製造費用を等価係数に基づき各等級製品にあん分してその製品原価を計算する。
- (1)アイ
- (2)アウ
- (3)アエ
- (4)イウ
- (5)イエ
- (6)ウエ
正答 (6)
正答は (6)。総括的等価係数で完成品総合原価を一括あん分でき(ウ)、等級別計算は等価係数で総合原価または製造費用をあん分します(エ)。
「原価計算基準」の等級別総合原価計算を問う問題です。
【各記述】
ア 誤り。等級別総合原価計算は、同一工程で「同種」製品を連続生産するが、形状・大きさ・品位等で等級に区別する場合に適用します。異種製品を生産するのは組別総合原価計算です。
イ 誤り。基準が等価係数の算定の基礎に挙げるのは、重量・長さ・面積・純分度・熱量・硬度等の、原価の発生と関連ある製品の諸性質です。販売価格は挙げられていません。
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ウ 正しい。原価要素別(要素群別)に定めた等価係数を個別に使わず、各要素の重要性を加味して総括し、この総括的等価係数で完成品の総合原価を一括あん分することもできます。
エ 正しい。各等級製品に適当な等価係数を定め、一期間の完成品の総合原価または製造費用を等価係数に基づいてあん分し、製品原価を計算します。
正しいのはウとエで、(6) です。
出典:2024年(令和6年)第Ⅰ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題6(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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