予算管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。…
管理会計論 管理会計論 問題12
予算管理に関する次の記述のうち,正しいものの組合せとして最も適切な番号を一つ選びなさい。(5点)ア.トップ・マネジメントの強力なリーダーシップの下で経営改革や戦略実行を進める状況においては,トップ・ダウン式の予算編成が有効である。イ.基本予算は,大綱的利益計画の下で決定された予算編成方針に基づいて編成される。製造業を営む企業における基本予算の編成は,まず製造予算の策定から始められ,その後に販売予算が検討される。ウ.予算には,計画機能,調整機能,統制機能という三つの基本的機能がある。このうち,調整機能とは,予算編成や予算執行時に,予算に関する情報を職能別および階層的な部門間で共有することで,それらの活動を全社的目標の達成に向けて調整する役割である。エ.資本予算は損益予算との関連で編成され,次年度における資金の調達源泉と資金の使途および残高を示すものである。資本予算には,現金収支予算,信用予算,資本支出予算などが含まれる。
- (1)アイ
- (2)アウ
- (3)アエ
- (4)イウ
- (5)イエ
- (6)ウエ
正答 (2)
正答は (2)。トップ・ダウン式予算の有効な場面(ア)と、予算の調整機能の説明(ウ)が正しい記述です。
予算の編成方式・編成手順・機能・体系を問う問題です。
【各記述】
ア 正しい。経営改革や戦略の実行をトップの強いリーダーシップで進める場面では、トップが目標を示して編成するトップ・ダウン式が有効です。
イ 誤り。製造業の基本予算の編成は、一般に販売予算から始めます。売れる量を見込んでから、製造予算・購買予算などを組み立てます。
ウ 正しい。調整機能は、予算の編成や執行の過程で情報を職能別・階層別の部門間で共有し、各部門の活動を全社目標の達成に向けてそろえる働きです。
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エ 誤り。次年度の資金の調達源泉・使途・残高を示し、現金収支予算・信用予算などを含むのは資金予算の説明です。資本予算は、設備投資など長期の投資に関する予算です。
正しいのはアとウで、(2) です。
出典:2025年(令和7年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 管理会計論 問題12(金融庁 公表)出典元ページ
最終更新日
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