糖質の体内代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第81問
糖質の体内代謝に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)グリコーゲンの貯蔵総量は、筋肉より肝臓に多い。
- (2)筋肉は、糖新生を行う。
- (3)肝臓のグルコース利用は、血糖値の影響を受けない。
- (4)赤血球では、グルコースから乳酸が生成する。
- (5)脂肪組織には、ペントースリン酸回路は存在しない。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
赤血球にはミトコンドリアがないので、クエン酸回路と電子伝達系を使えず、エネルギーはすべて解糖で得ます。そのため、グルコースからできたピルビン酸は乳酸になり、血中に出されます。
【ほかの選択肢】
(1) グリコーゲンの貯蔵総量 濃度は肝臓のほうが高いが、筋肉は全体の量がずっと多いので、総量は筋肉のほうが多い 誤り
(2) 筋肉と糖新生 糖新生は主に肝臓(と腎臓)で行われ、筋肉では行われない 誤り
(3) 肝臓のグルコース利用 肝臓のグルコキナーゼはグルコースへの親和性が低い(Kmが大きい)ので、血糖値が高いときほど肝臓はグルコースを多く取り込む。血糖値の影響を受ける 誤り
(5) 脂肪組織のペントースリン酸回路 脂肪酸の合成に必要なNADPHをつくるため、脂肪組織にもペントースリン酸回路がある 誤り
出典:第26回 管理栄養士国家試験 問81(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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