脂質異常症の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午後の部 第133問
脂質異常症の栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)高トリグリセリド血症では、n 3系多価不飽和脂肪酸を制限する。
- (2)高トリグリセリド血症では、水溶性食物繊維を制限する。
- (3)高カイロミクロン(キロミクロン)血症では、脂肪エネルギー比率を15%以下にする。
- (4)高LDLコレステロール血症では、コレステロール摂取を750 mg/日以下にする。
- (5)低HDLコレステロール血症では、トランス脂肪酸摂取を多くする。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
高カイロミクロン血症(Ⅰ型・Ⅴ型の脂質異常症など)では、食事の脂肪がそのままカイロミクロンになるので、脂肪の摂取を厳しく制限し、脂肪エネルギー比率を15%以下にします(動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版)。急性膵炎を防ぐためです。
【ほかの選択肢】
(1) n-3系多価不飽和脂肪酸(魚の油のEPA・DHAなど)は、肝臓でのトリグリセリドの合成を減らすので、高トリグリセリド血症では摂取を増やす 誤り
(2) 水溶性食物繊維は、糖や脂質の吸収をゆるやかにするので、増やすことが勧められる 誤り
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(4) 高LDLコレステロール血症では、コレステロールの摂取を1日200 mg未満にする(同ガイドライン)。750 mgは2010年版の食事摂取基準の成人男性の目標量(上限) 誤り
(5) トランス脂肪酸はLDLコレステロールを上げ、HDLコレステロールを下げるので、減らす 誤り
出典:第28回 管理栄養士国家試験 問133(厚生労働省 公表)出典元ページ
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