62歳、男性。週3回の維持血液透析療法を施行している。身長165 cm、透析前体重60 kg、ドライウエイト58 kg、…

午後の部 第138問

62歳、男性。週3回の維持血液透析療法を施行している。身長165 cm、透析前体重60 kg、ドライウエイト58 kg、無尿、透析間体重増加量2.0 kg(中2日)。透析前の検査値は、血清尿素窒素値85 mg/dL、血清クレアチニン値9.8 mg/dL、血清カリウム値5.7 mEq/L、血清リン値6.3 mg/dL。この患者の食事療法である。正しいのはどれか。1つ選べ。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。 血液透析の患者では、リンは「たんぱく質(g)×15 mg以下」が目安です。この患者は血清リン値が6.3 mg/dLと高く、たんぱく質を60 g前後とすれば、900 mg/日以下が合います。 【この患者で見るところ】 ドライウエイト58 kg、無尿、透析前のカリウム5.7 mEq/L・リン6.3 mg/dLと高め。 たんぱく質の目安(1.0〜1.2 g/kg) 58〜70 g程度 エネルギーの目安(約30 kcal/kg以上) 1,700 kcal程度以上
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【ほかの選択肢】 (1) 血清カリウムが高いので、カリウムは1日2,000 mg以下に制限する。3,000 mg以上は逆 誤り (3) 1,400 kcalは体重1 kg当たり約24 kcalで少なすぎる。エネルギーが足りないと体たんぱく質が分解され、カリウム・尿素窒素が上がる 誤り (4) 無尿なので、飲んだ水分はそのまま体重の増加になる。1日1.4 Lでは中2日で4 kg以上増えてしまう。飲水はできるだけ少なくし、透析間の体重増加を、中2日でドライウエイトのおおむね6%未満に抑えるのが目安とされる 誤り (5) 90 g(約1.6 g/kg)は多すぎる。リン・カリウム・尿素窒素の増加にもつながる 誤り

出典:第28回 管理栄養士国家試験 問138(厚生労働省 公表)出典元ページ

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