5歳、女児。血清リン低値と長管骨の骨端線拡大のX線像を認めた。この症例で欠乏しているビタミンである。正しいのはどれか。1…
午後の部 第122問
5歳、女児。血清リン低値と長管骨の骨端線拡大のX線像を認めた。この症例で欠乏しているビタミンである。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)ビタミンA
- (2)ビタミンD
- (3)ビタミンE
- (4)ビタミンK
- (5)ビタミンC
正答 (2)
正答は (2)。欠乏しているのはビタミンDです。
血清リンが低く、長管骨の骨端線が広がっているのは、くる病の所見です。くる病は、成長期にビタミンDが足りず、カルシウムとリンの吸収が落ちて、骨の石灰化がうまくいかない病気です。O脚、頭蓋骨のやわらかさ(頭蓋癆)、肋骨の念珠などもみられます。成人で起こるものは骨軟化症といいます。
【ほかの選択肢】
(1) ビタミンA 欠乏で夜盲症・角膜乾燥症など 誤り
(3) ビタミンE 欠乏で溶血性貧血・神経障害など(まれ) 誤り
(4) ビタミンK 欠乏で出血傾向(新生児メレナ・頭蓋内出血など) 誤り
(5) ビタミンC 欠乏で壊血病(歯ぐきの出血、皮下出血、小児では骨の発育障害) 誤り
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問122(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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