A県Y町では、肝疾患による標準化死亡比がA県の中で最も高く、しかもここ数年間で増加していることが分かった。そこで、その背…

午後の部 第192問

A県Y町では、肝疾患による標準化死亡比がA県の中で最も高く、しかもここ数年間で増加していることが分かった。そこで、その背景要因を明らかにした上で、Y町の住民全体への予防対策を立てることとした。上記の調査結果を、全国やA県の調査結果と比較したところ、「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を超える者の割合が著しく高く、肝疾患との関連が考えられた。その結果を踏まえて優先的に行うべきポピュレーションアプローチである。正しいのはどれか。1つ選べ。

正答 (4)
正答は (4)。「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を町の広報で周知します。 ポピュレーションアプローチは、リスクの高低にかかわらず住民全体に働きかける方法です。健康日本21(第二次)では、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を、1日当たりの純アルコール摂取量で男性40 g以上、女性20 g以上としています。この量を町の広報で知らせることは、住民全体に向けた対策です。 【ほかの選択肢】 (1) アルコール依存症患者の生活状況の把握 対象が限られた一部の人で、ポピュレーションアプローチではない 誤り
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(2) 飲酒運転撲滅キャンペーン 交通安全の対策で、肝疾患の背景である多量飲酒の改善に直接つながらない 誤り (3) 未成年者への酒類販売の禁止の徹底 未成年者の飲酒防止の対策で、問題となっている成人の多量飲酒への対策ではない 誤り (5) 特定保健指導で1日2合以上の飲酒者に健康教育 リスクの高い人を選んで働きかけるハイリスクアプローチ 誤り

出典:第29回 管理栄養士国家試験 問192(厚生労働省 公表)出典元ページ

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