個体の恒常性を維持するための反応に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第23問
個体の恒常性を維持するための反応に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)血液のpHが上昇すると、腎からのH⁺排泄は促進される。
- (2)血液のpHが低下すると、呼吸反応は促進される。
- (3)血圧が低下すると、アドレナリンの分泌は抑制される。
- (4)循環血液量が減少すると、アルドステロンの分泌は抑制される。
- (5)血漿浸透圧が上昇すると、バソプレシンの分泌は抑制される。
正答 (2)
正答は (2)。血液のpHが下がると、呼吸は促進されます。
血液が酸性に傾く(アシドーシス)と、呼吸中枢が刺激されて呼吸が深く速くなります。二酸化炭素を多く吐き出して血液中の炭酸を減らし、pHを元に戻そうとする反応です(呼吸性代償)。糖尿病ケトアシドーシスのクスマウル呼吸がその例です。
【ほかの選択肢】
(1) pHが上がると腎からのH⁺排泄は促進される アルカリ性に傾いたときは、H⁺の排泄を減らし、HCO₃⁻の排泄を増やす 誤り
(3) 血圧が下がるとアドレナリンの分泌は抑制される 血圧が下がると交感神経が働き、アドレナリンの分泌は増える 誤り
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(4) 循環血液量が減るとアルドステロンの分泌は抑制される レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系が働き、分泌は増える。Na⁺と水を再吸収して血液量を保つ 誤り
(5) 血漿浸透圧が上がるとバソプレシンの分泌は抑制される 浸透圧が上がるとバソプレシン(抗利尿ホルモン)の分泌は増え、水の再吸収が進む 誤り
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問23(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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