重症熱傷患者の入院翌日の病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…

午後の部 第140問

重症熱傷患者の入院翌日の病態と栄養管理に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。 重症熱傷では、侵襲が大きく、体たんぱく質の分解(異化)が強く進みます。そのため、エネルギーに比べてたんぱく質(アミノ酸)を多めに投与し、NPC/N(非たんぱく質カロリー÷窒素量)を健常時(150〜200程度)より低く、100前後にします。 【ほかの選択肢】 (1) 重症熱傷は、侵襲の中でも代謝の亢進が最も大きい病態の1つで、栄養管理ではエネルギー消費量の増加を前提に考えるとされる 誤り (2) 受傷直後から血管の透過性が亢進し、血漿成分が血管外へ漏れ出して、循環血液量が減る(熱傷ショック) 誤り
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(4) グルタミンは、侵襲時に需要が増え、腸の粘膜や免疫細胞のエネルギー源になるので、制限せず補給を考える 誤り (5) 血漿成分の漏出や創面からの蒸発で大量の水分が失われるので、受傷直後から大量の輸液を行う。水分は制限しない 誤り 【NPC/Nの目安】 健常時 150〜200程度 侵襲時(熱傷、外傷など) 100前後 腎不全(たんぱく質制限時) 300〜500程度 NPC/Nは、たんぱく質を体たんぱく質の合成に効率よく使うために、エネルギーとの比をみる指標です。

出典:第32回 管理栄養士国家試験 問140(厚生労働省 公表)出典元ページ

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