ペクチンに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第51問
ペクチンに関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)こんぶの主な多糖類である。
- (2)主な構成糖は、グルクロン酸である。
- (3)果実の成熟とともに不溶化する。
- (4)低メトキシルペクチンは、カルシウムイオンの存在下でゲル化する。
- (5)ペクチン分解酵素は、果汁の苦味除去に利用されている。
正答 (4)
正答は (4)。正しいのはこれです。
ペクチンは、ガラクツロン酸が長くつながった多糖で、一部がメチルエステルになっています。メトキシル基の少ない低メトキシルペクチンは、カルシウムなどの2価の金属イオンが橋渡しをしてゲルになるので、砂糖が少なくてもゲル化できます(低糖度ジャムなど)。
【ほかの選択肢】
(1) こんぶの主な多糖類はアルギン酸。ペクチンは果実や野菜の細胞壁に多い 誤り
(2) ペクチンの主な構成糖はガラクツロン酸。グルクロン酸ではない 誤り
(3) 果実が未熟なうちは不溶性のプロトペクチンが多く、成熟するにつれて水溶性のペクチンに変わり、果実がやわらかくなる 誤り
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(5) ペクチン分解酵素(ペクチナーゼ)は、果汁の濁りを除いて清澄化するのに使われる。苦味の除去にはナリンギナーゼ(かんきつの苦味成分ナリンギンを分解)が使われる 誤り
【ペクチンのゲル化】
高メトキシルペクチン 糖(約60〜65%)と酸(pH 3前後)が必要(一般的なジャム)
低メトキシルペクチン カルシウムイオンなどでゲル化(低糖度ジャム、ミルクゼリー)
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問51(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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