カンピロバクターとそれによる食中毒に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第57問
カンピロバクターとそれによる食中毒に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)潜伏期間は、サルモネラ菌よりも短い。
- (2)大気中で増殖する。
- (3)耐熱性エンテロトキシンを産生する。
- (4)芽胞を形成する。
- (5)人畜共通感染症の原因菌である。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
カンピロバクターは、鶏・牛・豚などの家畜や野鳥の腸管にいる菌で、人にも感染する人畜共通感染症(人獣共通感染症)の原因菌です。生や加熱不足の鶏肉(鶏刺し、鶏わさなど)や、調理器具を介した二次汚染で起こります。
【ほかの選択肢】
(1) 潜伏期間は2〜7日と長く、サルモネラ(6〜72時間程度)より長い 誤り
(2) 酸素が少しある環境(微好気性)でしか増えず、大気中ではほとんど増殖しない 誤り
(3) 耐熱性エンテロトキシンを産生するのは黄色ブドウ球菌 誤り
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(4) 芽胞はつくらない。芽胞をつくるのはボツリヌス菌、ウエルシュ菌、セレウス菌など 誤り
【カンピロバクター食中毒の特徴】
少ない菌数でも発症する
潜伏期間が長いので、原因食品が残っていないことが多い
まれに、回復後にギラン・バレー症候群(手足の麻痺)を起こす
予防は、鶏肉の十分な加熱と、生肉を扱った器具・手指からの二次汚染防止
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問57(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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