脂質の体内代謝と臓器間輸送に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第77問
脂質の体内代謝と臓器間輸送に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)ホルモン感受性リパーゼは、食後に活性化される。
- (2)カイロミクロンは、門脈経由で肝臓に運ばれる。
- (3)リポたんぱく質は、粒子の外側に疎水成分をもつ。
- (4)LDLの主なアポたんぱく質は、アポA 1である。
- (5)ケトン体は、脳でエネルギー源として利用される。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
ケトン体(アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸)は、空腹や飢餓のときに肝臓で脂肪酸からつくられ、脳・心臓・筋肉などのエネルギー源になります。ふだんの脳はほとんどグルコースだけを使いますが、飢餓が続くとケトン体も利用するようになります。肝臓はケトン体をつくりますが、自分では利用できません。
【ほかの選択肢】
(1) ホルモン感受性リパーゼは、空腹時にグルカゴンやアドレナリンで活性化され、食後はインスリンで抑えられる 誤り
(2) カイロミクロンは、小腸の細胞から乳び管(リンパ管)に入り、胸管を経て静脈へ入る。門脈は通らない 誤り
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(3) リポたんぱく質は、内側に疎水性のトリグリセリドやコレステロールエステル、外側に親水性のリン脂質・アポたんぱく質・遊離コレステロールをもつ 誤り
(4) LDLの主なアポたんぱく質はアポB-100。アポA-Ⅰが主なのはHDL 誤り
【リポたんぱく質の主なアポたんぱく質】
カイロミクロン アポB-48
VLDL・LDL アポB-100
HDL アポA-Ⅰ
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問77(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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