次の記述は、図に示す抵抗R〔Ω〕と自己インダクタンスL〔H〕を直列に接続した回路の過渡現象について述べたものである。[ …

無線工学の基礎 無線工学の基礎 B-2 ウ

次の記述は、図に示す抵抗R〔Ω〕と自己インダクタンスL〔H〕を直列に接続した回路の過渡現象について述べたものである。[  ] 内に入れるべき字句を下の番号から選べ。なお、同じ記号の[  ] 内には、同じ字句が入るものとする。また、時間をt〔s〕とし、自然対数の底をeとする。(1) SWを断(OFF)から接(ON)にした瞬間(t = 0〔s〕)に回路に流れる電流iは、[ア]〔A〕である。(2) SWを接(ON)にしてから十分長い時間が経過したとき(t = ∞〔s〕)のiは、[イ]〔A〕である。(3) t〔s〕後のiは、[イ] × [ウ]〔A〕である。(4) t = L/R〔s〕のときのiは、[イ] × [エ]〔A〕である。(5) L/R〔s〕を[オ]という。[ウ]に入れるべき字句はどれか。

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 B-2 ウの図
正答 (3)
正答は (3)。RL直列回路の電流は、定常値V/Rに(1-e^(-Rt/L))を掛けた形で増えていきます。 回路の式 V=Ri+L di/dt を初期条件 i(0)=0 で解くと i=(V/R)×(1-e^(-Rt/L))〔A〕 t=0 で 0、t→∞ で V/R になり、ア・イの値と合います。 【紛らわしい語】 (9) e^(-Rt/L) スイッチを切ったときなど、電流が減っていく場合の形です (8) e^(Lt/R) 時間とともに大きくなり続ける形で、電流は収まりません 【見分け方】 増えていく過渡現象は「1-e^(-t/τ)」、減っていく過渡現象は「e^(-t/τ)」です。

出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 B-2 ウ(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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