次の記述は、図に示す磁石Mの磁極間において、一辺がl〔m〕の正方形のコイルDが、中心軸OPを中心としてω〔rad/s〕の…
無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-4
次の記述は、図に示す磁石Mの磁極間において、一辺がl〔m〕の正方形のコイルDが、中心軸OPを中心としてω〔rad/s〕の角速度で回転しているときのDに生じる起電力について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、磁極間の磁束密度はB〔T〕で均一であり、Dの軸OPは、Bの方向と直角とする。(1) Dの辺ab及びcdの周辺速度vは、v = [A]〔m/s〕である。(2) Dに生じる起電力eが最大になるのは、Dの面がBの方向と[B]になるときである。(3) (2)のときのeの大きさは、e = [C]〔V〕である。
正答 (5)
正答は (5)。辺は半径l/2の円を回るので v=ωl/2、面がBと平行のとき切る速さが最大で e=Bωl² です。
辺ab・cd は軸OPから l/2 の所を回るので、周辺速度は
v=ω×l/2〔m/s〕
起電力は、導体が磁束を直角に切るとき最大です。コイルの面がBの方向と平行になるとき、辺ab・cd の運動の向きがBと直角になります。
このとき、長さlの辺1本の起電力は Blv で、ab と cd の起電力は同じ向きに足し合わさるので
e=2×Bl×ωl/2=Bωl²〔V〕
組合せは A ωl/2、B 平行、C Bωl² の (5) です。
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【ほかの選択肢】
(1) (2) 半径は l/2 なので、ωl/π ではありません
(3) Bωl は長さ l が一つ足りず、起電力〔V〕の形になりません(辺1本の起電力でも Bl×ωl/2=Bωl²/2 です)
(4) 面が直角のときは辺がBに沿って動き、起電力は0です
【見分け方】
面積S=l²のコイルなら、最大起電力は BSω と覚えると速く確かめられます。
出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-4(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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