図に示すように、環状鉄心Mの一部に空隙を設けたときの磁気抵抗の値として、最も近いものを下の番号から選べ。…

無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-5

図に示すように、環状鉄心Mの一部に空隙を設けたときの磁気抵抗の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、空隙のないときのMの磁気抵抗をRm〔H⁻¹〕とする。また、Mの比透磁率μrを6000、Mの平均磁路長lmを300〔mm〕、空隙長lgを1〔mm〕とし、磁気回路に漏れ磁束はないものとする。

第二級陸上無線技術士 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 A-5の図
正答 (1)
正答は (1)。空隙の磁気抵抗は鉄心の比透磁率倍に効くので、Rm×(1+6000×1/300)≒21Rm です。 断面積をSとすると、空隙のないときの磁気抵抗は Rm=lm/(μ0μrS) 空隙は透磁率μ0(比透磁率1)なので、その磁気抵抗は Rg=lg/(μ0S)=Rm×μrlg/lm  =Rm×6000×1/300=20Rm 鉄心の長さは lm-lg に減りますが、299/300 でほぼ Rm のままなので、合計は
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R≒Rm+20Rm=21Rm〔H⁻¹〕 【ほかの選択肢】 (2)〜(5) 空隙の分を μrlg/lm=20倍と正しく求めれば合いません 【見分け方】 わずか1mm の空隙でも、比透磁率の大きい鉄心の何十倍もの磁気抵抗になります。

出典:2026年(令和8年)7月期 第二級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-5(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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