次の記述は、マイクロ波(SHF)帯の電波の大気中における減衰について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい…
無線工学A 無線工学A 〔20〕
次の記述は、マイクロ波(SHF)帯の電波の大気中における減衰について述べたものである。[ ]内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。(1) 伝搬路中の降雨域で受ける減衰は、降雨量が多いほど[A]、電波の波長が短いほど[B]。(2) 雨や霧や雲などによる吸収や散乱により減衰が生じる。雨の影響は、概ね[C]の周波数の電波で著しい。
- (1)A: 大きく B: 小さい C: 10〔GHz〕未満
- (2)A: 大きく B: 大きい C: 10〔GHz〕以上
- (3)A: 小さく B: 大きい C: 10〔GHz〕未満
- (4)A: 小さく B: 小さい C: 10〔GHz〕以上
正答 (2)
正答は (2)。
【結論】
A 降雨域で受ける減衰は、降雨量(降雨強度)が多いほど大きくなります(大きく)
B 電波の波長が短い(周波数が高い)ほど、雨滴の大きさが波長に比べて無視できなくなり、吸収・散乱による減衰が大きくなります(大きい)
C 雨の影響は、おおむね10GHz以上の周波数の電波で著しくなります(10GHz以上)
【誤りの選択肢】
(1) (4) 波長が短いほど減衰は小さいのではなく、大きくなります
(3) (4) 降雨量が多いほど減衰は大きくなります。「小さく」は逆です
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(1) (3) 10GHz未満の周波数では、雨による減衰は比較的小さく、雨の影響が著しいのは10GHz以上です
【関連する知識】
雨による減衰は、受信レベルが急に下がる原因になります。10GHzを超えるマイクロ波回線では、中継区間を短くする、送信電力に余裕(フェージングマージン)をもたせる、などで対策します。
出典:2026年(令和8年)6月期 第一級陸上特殊無線技士 無線工学A 〔20〕(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ
最終更新日
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