医薬品の販売方法等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。…

薬事に関する法規と制度 第58問

医薬品の販売方法等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。a 医薬品を多量に購入する者に対しても、プライバシーに配慮し、積極的に事情を尋ねることは避けるべきである。b 医薬品を懸賞や景品として授与することは、原則として認められていない。c 配置販売業において、医薬品を先用後利によらず現金売りを行うことは、顧客の求めに応じたものであれば医薬品医療機器等法違反には当たらない。d 組み合わせ販売においては、個々の医薬品等の外箱等に記載された医薬品医療機器等法に基づく記載事項が、組み合わせ販売のため使用される容器の外から見えない状態でも販売することが認められる。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(b)だけです。 【(a)が誤り ―― 多量購入には事情を尋ねる】 医薬品を多量に購入する者に対しては、積極的に事情を尋ねるべきです。購入者の状況によっては販売を差し控えることも必要になります。「プライバシーに配慮して避けるべき」という記述は誤りです。 趣旨 …… 医薬品の適正な使用を確保するための確認であり、詮索ではありません。もちろん、周囲に配慮した声かけの仕方は必要です。 【(b)正しい ―― 懸賞や景品としての授与】 医薬品を懸賞や景品として授与することは、原則として認められていません。サンプル品を提供するような販売方法も、医薬品の過度の使用や乱用を助長するおそれがあり不適当です。
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景品類の提供 …… キャラクターグッズ等の景品類を提供して販売することについては、不当景品類及び不当表示防止法の限度内であれば認められています。 【(c)が誤り ―― 配置販売業で現金売りはできない】 配置販売業において、医薬品を先用後利によらず現金売りを行うことは医薬品医療機器等法違反(配置による販売行為に当たらない)です。顧客の求めに応じたものであっても違反となります。 【(d)が誤り ―― 記載事項が見える状態が必要】 組み合わせ販売においては、個々の医薬品等の外箱等に記載された法定表示事項が、組み合わせ販売のため使用される容器の外から明瞭に見えるようになっている必要があります。 組み合わせ販売の考え方 …… 購入者の利便性のために行われるものであり、販売側の都合による抱き合わせや在庫処分等の目的で行うことは認められません。 また、組み合わせる医薬品同士は効能効果が重複せず、相互作用等により保健衛生上の危害を生じるおそれがないことが必要です。

出典:登録販売者試験 令和4年度(神奈川県 公表問題)出典元ページ

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