次の〔図〕は,A 点における平面直角座標系(平成14 年国土交通省告示第9 号)の北方向でX 軸に平行な方向(〔図〕の座…
午前の部(測量・作図) 午前の部 第2問
次の〔図〕は,A 点における平面直角座標系(平成14 年国土交通省告示第9 号)の北方向でX 軸に平行な方向(〔図〕の座標の北方向),真北方向,磁北方向及びB 点に対する方向(以下これらを合わせて「各方向」という。)を示したものであり,次の〔計算結果〕は,A 点においてB 点に対する角観測を行った結果に基づく計算結果である。この場合において,各方向から作られる角に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記1 から5 までのうち,どれか。
ア B 点からA 点に対する磁方位角は200° 06l 24m である。イ A 点からB 点に対する方位角は192° 43l 24m である。ウ A 点における真北方向角は0° 07l 00m である。エ A 点における偏角は-7° 23l 00m である。オ B 点からA 点に対する方向角は12° 43l 24m である。
- (1)アイ
- (2)アエ
- (3)イオ
- (4)ウエ
- (5)ウオ
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはウとオです。
【図と計算結果の読み方】
〔図〕では、A点からB点に向かう方向まで、右回りに3つの角が測られています。
・α1=192°36′24″:真北から測った角=A点からB点に対する「方位角」
・α2=192°43′24″:座標の北(X軸の正の向き)から測った角=A点からB点に対する「方向角」
・α3=200°06′24″:磁北から測った角=A点からB点に対する「磁方位角」
また、図では、座標の北の右側(東側)に真北、左側(西側)に磁北があります。
【ア】誤り
200°06′24″ は、A点からB点に対する磁方位角(α3)です。反対向きのB点からA点に対する磁方位角は、180°を引いて200°06′24″-180°=20°06′24″となります。
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【イ】誤り
A点からB点に対する方位角は、真北から測った α1=192°36′24″ です。192°43′24″ は座標の北から測った方向角(α2)です。
【ウ】正しい
真北方向角は、座標の北と真北とのなす角です。α2-α1=192°43′24″-192°36′24″=0°07′00″A点は座標の原点より西側にあり、真北は座標の北より右回り(東側)に 0°07′00″ ずれています。原点の西側では真北方向角は正の値になるので、A点における真北方向角は 0°07′00″ です。
【エ】誤り
偏角は、真北と磁北とのなす角です。α3-α1=200°06′24″-192°36′24″=7°30′00″磁北は真北の西側にあるので西偏 7°30′00″(符号を付ければ-7°30′00″)です。-7°23′00″ は、磁北と座標の北とのなす角(α3-α2)で、偏角ではありません。
【オ】正しい
方向角は、平面直角座標系のX軸に平行な方向(座標の北)を基準に測るので、どの点でも基準の向きが同じです。反対向きの方向角は 180°を加減して求められます。192°43′24″-180°=12°43′24″B点からA点に対する方向角は 12°43′24″ です。
【まとめ】
正しいのはウとオで、この組合せは (5) です。
【覚え方】
基準が「真北→方位角」「座標の北→方向角」「磁北→磁方位角」。座標の北と真北の差が真北方向角、真北と磁北の差が偏角です。
出典:2021年(令和3年度) 土地家屋調査士試験 午前の部 第2問(法務省 公表)出典元ページ
最終更新日
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