次の〔図〕に対応する特定の平面直角座標系(平成14 年国土交通省告示第9号)のA点、B点及びC点の各位置において観測を行…

午前の部(測量・作図) 午前の部 第8問

次の〔図〕に対応する特定の平面直角座標系(平成14 年国土交通省告示第9号)のA点、B点及びC点の各位置において観測を行った結果を平面直角座標に投影した場合における次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。

土地家屋調査士 2022年(令和4年度) 午前の部 第8問の図

ア A点における観測結果を平面直角座標に投影した平面距離は、球面距離と等しくなる。イ A点は、原点から約90km離れている。ウ B点における観測結果を平面直角座標に投影した平面距離は、球面距離より長くなる。エ C点における観測結果を平面直角座標に投影した平面距離は、球面距離より長くなる。オ 原点におけるX軸の正方向は、真北方向と一致しない。

正答 (5)
正答は (5)。誤っているのはウとオです。 【図の読み方】 平面直角座標系では、原点を通る子午線をX軸とし、原点での縮尺係数を0.9999としています。縮尺係数は原点から東西に離れるほど大きくなり、X軸から東西に約90 kmの所で1.0000になり、それより外側では1.0000を超えます。〔図〕の破線(縮尺係数=1.0000)はこの線です。A点は西側の破線の上、B点はX軸の上、C点は東側の破線より外側にあります。 【ア】正しい A点は縮尺係数が1.0000の線上にあるので、平面直角座標に投影した平面距離は球面距離と等しくなります。
解説の続きをみる続きを閉じる
【イ】正しい 縮尺係数が1.0000になる線は、X軸から東西に約90 km離れた所にあります。A点はY軸上(原点の真西)でこの線上にあるので、原点から約90 km離れています。 【ウ】誤り B点はX軸の近くにあり、縮尺係数は1.0000より小さい(0.9999付近)ので、平面距離は球面距離より短くなります。 【エ】正しい C点は縮尺係数1.0000の線より外側にあり、縮尺係数が1.0000を超えるので、平面距離は球面距離より長くなります。 【オ】誤り X軸は原点を通る子午線と一致し、その正の向きは北です。したがって原点では、X軸の正方向は真北方向と一致します。原点以外の点では、その点の子午線の方向とX軸の方向とがずれます(このずれを子午線収差といいます)。 誤っているのはウとオですから、正答は (5) です。

出典:2022年(令和4年度) 土地家屋調査士試験 午前の部 第8問(法務省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「午前の部(測量・作図)」のほかの問題

  1. 2019年(令和元年度) 午前の部 第10問次の〔図〕は,国土地理院刊行の電子地形図25000 と同様の作成方法に基づき作成された地
  2. 2021年(令和3年度) 午前の部 第5問トータルステーションを用いた縮尺1/1000 の地形図作成において,標高2127 m の
  3. 2023年(令和5年度) 午前の部 第3問次の〔図〕のA点、B点、C点、D点及びA点を順次直線で結んだ区画(以下「本件区画」という
  4. 2023年(令和5年度) 午前の部 第8問既知点A、B、C、D及びEから多角測量により新点Pの座標を求めたところ、次の〔表〕のとお
  5. 2025年(令和7年度) 午前の部 第3問次の〔図〕のとおり、三角形により構成された区画において、A点とB点を結ぶ直線の辺長と最も
  6. 2025年(令和7年度) 午前の部 第9問次の〔図〕の直線EFを平行移動させ、新たに直線ADとの交点をE’点、直線BCとの交点をF

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク