次の〔図〕のとおり、A点から順次B点、C点、D点、E点及びA点について、閉合多角測量を行い、次の〔観測結果〕のとおりの結…

午前の部(測量・作図) 午前の部 第6問

次の〔図〕のとおり、A点から順次B点、C点、D点、E点及びA点について、閉合多角測量を行い、次の〔観測結果〕のとおりの結果を得た。観測水平角の閉合差を各観測点に均等に配分した場合、D点からE点への調整後の方向角として正しいものは後記1 から5 までのうち、どれか。ただし、北はX軸の正方向に一致し、A点からB点への調整前の方向角αは、59°20′40″とする。

土地家屋調査士 2023年(令和5年度) 午前の部 第6問の図
正答 (4)
正答は (4)。 【1.閉合差】 外角を観測した閉合多角形(n角形)の外角の和は(n+2)×180°です。n=5 なので、 理論値=7×180°=1260°00′00″ 観測値の和=246°01′30″+219°38′40″+288°32′50″+247°33′00″+258°13′40″ =1259°59′40″ 閉合差=1259°59′40″-1260°=-20″ 各観測点に均等に配分するので、各角に+4″ずつ補正します。 【2.方向角の計算】 観測角は、後視方向から時計回りに前視方向まで測った角なので、
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次の辺の方向角=前の辺の方向角+180°+観測角(360°を超えたら360°を引く) で求めます。問題は、A点からB点への方向角αを「調整前」の値としています。αは図のとおりA点で北から測った角なので、A点の観測角(β5)と同じく+4″の補正を受けるものとして扱います(αを固定すると 273°33′52″ となり選択肢にないので、正答はこの扱いによる値です)。 A→B:59°20′40″+4″=59°20′44″ B→C:59°20′44″+180°+246°01′34″-360°=125°22′18″ C→D:125°22′18″+180°+219°38′44″-360°=165°01′02″ D→E:165°01′02″+180°+288°32′54″-360°=273°33′56″ 正答は (4) 273°33′56″ です。 【確かめ】 続けて E→A=273°33′56″+180°+247°33′04″-360°=341°07′00″、A→B=341°07′00″+180°+258°13′44″-720°=59°20′44″ となり、出発の値に戻ります。 【ほかの選択肢】 (3) 273°33′44″ 誤り 補正をしない観測角で計算すると 273°33′40″、補正後の角を使ってもαを調整しないと 273°33′52″ になり、いずれも正答と合いません。 (1)・(2)・(5) 誤り 閉合差の配分や方向角の計算の手順と合いません。

出典:2023年(令和5年度) 土地家屋調査士試験 午前の部 第6問(法務省 公表)出典元ページ

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