次の〔図〕は、A点における平面直角座標系(平成14年国土交通省告示第9 号)の北方向で、X軸に平行な方向(以下「座標の北…

午前の部(測量・作図) 午前の部 第2問

次の〔図〕は、A点における平面直角座標系(平成14年国土交通省告示第9 号)の北方向で、X軸に平行な方向(以下「座標の北方向」という。)、真北方向、磁北方向及びB点の方向で作られる角の関係を示したものである。各方向から作られる角に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1 から5 までのうち、どれか。

土地家屋調査士 2025年(令和7年度) 午前の部 第2問の図

ア A点を通る真北方向から右回りにB点を測定した測線への角を方位角という。イ A点を通る座標の北方向と磁北方向とによる角を偏角という。ウ A点を通る磁北方向から右回りにB点を測定した測線への角を磁方位角という。エ A点を通る座標の北方向から右回りにB点を測定した測線への角を方向角という。オ A点を通る磁北方向から右回りに真北方向までの角を磁方向角という。

正答 (4)
正答は (4)。誤っているのはイとオです。 【図の読み方】 〔図〕のA点は原点Oより東(+Y側)にあり、A点を通る方向は、右から順に座標の北(X軸に平行)、真北、磁北の順に描かれています。原点より東では真北は座標の北より西に傾き、日本では磁北は真北より西に偏っているので、図はその関係を表しています。 【ア】正しい 真北方向を基準として右回りに測線までを測った角を方位角といいます。 【イ】誤り 偏角(磁気偏角)は、真北方向と磁北方向とがなす角です。座標の北方向と真北方向とがなす角は、子午線収差(真北方向角)といいます。座標の北と磁北の角を偏角とする点が誤りです。
解説の続きをみる続きを閉じる
【ウ】正しい 磁北方向を基準として右回りに測線までを測った角を磁方位角といいます。 【エ】正しい 平面直角座標系の座標の北方向(X軸の正の方向に平行な方向)を基準として右回りに測線までを測った角を方向角といいます。 【オ】誤り 磁北方向と真北方向とがなす角は偏角です。「磁方向角」という用語で磁北から真北までの角を表すことはありません。 【まとめ】 誤っているのはイとオで、この組合せは (4) です。 【覚え方】 基準の北で名前が変わります。真北なら方位角、座標の北なら方向角、磁北なら磁方位角です。北どうしの角は、真北と座標の北が子午線収差、真北と磁北が偏角です。

出典:2025年(令和7年度) 土地家屋調査士試験 午前の部 第2問(法務省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「午前の部(測量・作図)」のほかの問題

  1. 2019年(令和元年度) 午前の部 第3問GNSS 測量に関する次のアからオまでの記述のうち,正しいものの組合せは,後記1 から5
  2. 2021年(令和3年度) 午前の部 第1問トータルステーション(以下「TS」という。)による水平角観測において生じる誤差に関する次
  3. 2021年(令和3年度) 午前の部 第6問無人航空機(以下「UAV」という。)を使用する測量に関する次のアからオまでの記述のうち,
  4. 2022年(令和4年度) 午前の部 第3問次の〔図〕のとおり、トランシットの望遠鏡内にあるスタジア線を用いて直立するホテルの距離観
  5. 2022年(令和4年度) 午前の部 第10問次の〔図〕のとおり、A、B、C、D及びAの各点を順次直線で結んだ範囲の敷地(以下「甲区画
  6. 2023年(令和5年度) 午前の部 第6問次の〔図〕のとおり、A点から順次B点、C点、D点、E点及びA点について、閉合多角測量を行

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク