〔資料Ⅰ〕および〔資料Ⅱ〕に基づき,当社の従業員Aに対する当期(X6 年4 月1 日~X7年3 月31 日)の退職給付費…

財務会計論 財務会計論 問題16

〔資料Ⅰ〕および〔資料Ⅱ〕に基づき,当社の従業員Aに対する当期(X6 年4 月1 日~X7年3 月31 日)の退職給付費用の金額として,最も適切なものの番号を一つ選びなさい。ただし,計算結果に端数が生じる場合には,円未満をその都度四捨五入により計算すること。なお,X3 年4 月1 日以降は,会計期間の変更はない。(8 点)〔資料Ⅰ〕 従業員Aに関するデータ1.従業員Aは,X8 年3 月31 日に退職予定である。2.従業員Aの入社は,X3 年4 月1 日である。3.従業員Aの当初の退職給付見込額は,307,500 円である。〔資料Ⅱ〕 当社の全従業員の退職給付に関する事項1.当期末に退職給付規程の改訂があり,当期末より退職時に支給される金額が30 %減少することになった。2.退職給付債務の計算における割引率は,年2 %であり,退職給付見込額の期間帰属方法は,期間定額基準を採用している。3.過去勤務費用は,発生年度から10 年の定額法で償却する。

正答 (2)
正答は (2)。勤務費用と利息費用の合計63,840円から、期末に生じた過去勤務費用(減額)の初年度償却7,235円を差し引くと56,605円です。 入社X3年4月1日、退職X8年3月31日で勤務5年。期間定額基準で1年当たり 307,500÷5=61,500円です。当期は4年目で、期首から退職まで2年、期末から1年です。 【退職給付債務】 期首 61,500×3÷1.02^2=177,336 期末(改訂前) 61,500×4÷1.02=241,176 当期の増加 241,176-177,336=63,840(勤務費用+利息費用。給付の支払はありません)
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 勤務費用 61,500÷1.02≒60,294、利息費用 177,336×2%≒3,547(端数処理の差で合計は1円ずれます) 【過去勤務費用】期末の改訂で支給額が30%減少 期末(改訂後) 61,500×4×0.7÷1.02=168,824 241,176-168,824=72,352の減少 発生年度から10年で償却 72,352÷10=7,235(費用の減少) 【退職給付費用】 63,840-7,235=56,605円

出典:2022年(令和4年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題16(金融庁 公表)出典元ページ

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