次の〔資料〕に基づき,資本金の変動額として最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,新株の発行により増加する払込資本が…

財務会計論 財務会計論 問題8

次の〔資料〕に基づき,資本金の変動額として最も適切なものの番号を一つ選びなさい。なお,新株の発行により増加する払込資本がある場合にはこれを資本金とし,また,自己株式の処分に係る付随費用および払込期日までの処理は考慮しない。(8 点)〔資料〕株主総会で以下の事項が決議され,実行された。① 募集株式の数 100 株(このうち30 株は新株の発行により,また70 株は自己株式の処分による。)② 募集株式の払込金額 100 百万円③ 処分する自己株式の帳簿価額 140 百万円

正答 (6)
正答は (6)。新株発行分の払込み30百万円から自己株式処分差損70百万円を差し引くとマイナスなので、資本金等増加限度額は0です。 (単位:百万円)新株の発行と自己株式の処分を同時に行う場合の資本金の計算(会社計算規則14条1項)です。 【計算】 株式発行割合 30÷100=30%、自己株式処分割合 70% 新株発行分の払込額:100×30%=30 自己株式処分分の払込額:100×70%=70 自己株式処分差損:70-帳簿価額140=-70 資本金等増加限度額:30-70=-40 → 零未満なので0
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資本金は増加しません。差損70のうち新株発行分の払込額30で埋まらない40は、その他資本剰余金の減少となります(14条2項1号)。 【見分け方】 自己株式処分差損は、同時に行う新株発行による払込額から先に差し引きます。そのため、問題文のとおり払込資本を全て資本金にするとしても、増加する払込資本自体がありません。

出典:2023年(令和5年)第Ⅱ回 公認会計士試験 短答式試験 財務会計論 問題8(金融庁 公表)出典元ページ

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