70歳、男性、慢性腎不全。血清クレアチニン値2.5 mg/dL、血中尿素窒素値58 mg/dL、血清カリウム値5.7 m…

午後の部 第139問

70歳、男性、慢性腎不全。血清クレアチニン値2.5 mg/dL、血中尿素窒素値58 mg/dL、血清カリウム値5.7 mEq/L、血清リン値5.6 mg/dL、血清カルシウム値8.5 mg/dL、血清ナトリウム値134 mEq/L。この患者への食事指導である。誤っているのはどれか。1つ選べ。

正答 (5)
正答は (5)。これが誤りです。 この患者の血清カルシウム値は8.5 mg/dLで、基準(約8.5〜10.2 mg/dL)の下限です。慢性腎不全では活性型ビタミンDがつくられにくく、カルシウムの吸収が減って低カルシウム血症になりやすいので、カルシウムの摂取を制限する必要はありません。 【ほかの選択肢】 (1) カリウム摂取制限 血清カリウム値5.7 mEq/Lと高カリウム血症がある。不整脈の危険があるので制限する 正しい (2) たんぱく質摂取制限 血清クレアチニン値2.5 mg/dL、血中尿素窒素値58 mg/dLと腎機能が落ちており、腎不全の進行を遅らせるために制限する 正しい
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(3) 食塩摂取制限 高血圧・浮腫を防ぎ、腎臓の負担を減らすため制限する(血清ナトリウム値134 mEq/Lとやや低いので、制限しすぎに注意する) 正しい (4) リン摂取制限 血清リン値5.6 mg/dLと高リン血症があり、骨・ミネラル代謝の異常や血管の石灰化を防ぐため制限する 正しい

出典:第26回 管理栄養士国家試験 問139(厚生労働省 公表)出典元ページ

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