K介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。利用者への食事支援を行っている。利用者は、75歳、女性。70歳時に脳梗塞を…
午後の部 第184問
K介護老人福祉施設に勤務する管理栄養士である。利用者への食事支援を行っている。利用者は、75歳、女性。70歳時に脳梗塞を発症し、N病院に入院した。退院後、自宅でごろごろしていることが多くなり、歩行が不自由になったため、2か月前に入所した。現在、食事は自立しており、普通食を食べている。最近、水を飲む際にむせるようになり、微熱が続いている。この利用者に提供すべき食事の形態である。正しいのはどれか。 2つ選べ。
- (1)液状でさらさらしている
- (2)まとまりやすい
- (3)べたつかない
- (4)つるっと滑りやすい
- (5)細かく刻まれている
正答 (2)(3)
正答は (2)と(3)。まとまりやすく、べたつかない食事です。
脳梗塞の後で、水を飲むとむせ、微熱が続いているので、嚥下障害と誤嚥(誤嚥性肺炎の疑い)が考えられます。飲み込みやすい食事は、口の中でばらけずにまとまり(凝集性)、口やのどにはりつかない(付着性が低い)ものです。
【ほかの選択肢】
(1) 液状でさらさらしている さらさらした液体はのどを速く流れ、誤嚥しやすい。水でむせる人にはとろみを付ける 誤り
(4) つるっと滑りやすい 咽頭を速く滑り落ちると、飲み込む反射が遅れている人では誤嚥につながることがあるとされる。この事例で優先するのは、まとまりやすさとべたつかなさ 誤り
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(5) 細かく刻まれている 刻んだ食べ物は口の中でばらけてまとまらず、のどに残ったり気管に入ったりしやすい 誤り
【嚥下調整食の物性の3つの指標】
かたさ、付着性(べたつき)、凝集性(まとまり)
出典:第30回 管理栄養士国家試験 問184(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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