血糖とその調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。…
午前の部 第75問
血糖とその調節に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- (1)グルコースの筋肉組織への取込は、インスリンにより促進される。
- (2)グルカゴンは、筋肉グリコーゲンの分解を促進する。
- (3)組織重量当たりのグリコーゲン量は、肝臓より筋肉の方が多い。
- (4)コリ回路では、アミノ酸からグルコースが産生される。
- (5)脂肪酸は、糖新生の材料として利用される。
正答 (1)
正答は (1)。正しいのはこれです。
インスリンは、筋肉や脂肪組織の細胞で、グルコース輸送体GLUT4を細胞の中から細胞膜へ移動させ、グルコースの取込みを促進します。食後の血糖の多くは筋肉に取り込まれます。
【ほかの選択肢】
(2) 筋肉にはグルカゴンの受容体がないので、グルカゴンは筋肉グリコーゲンを分解しない。グルカゴンが分解を促すのは肝臓のグリコーゲン 誤り
(3) 組織の重さ当たりのグリコーゲン量は、肝臓(重量の数%)の方が筋肉(1%程度)より多い。体全体の総量では、重さの大きい筋肉の方が多い 誤り
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(4) コリ回路は、筋肉でできた乳酸が肝臓に運ばれてグルコースに戻る回路。アミノ酸(アラニン)からグルコースをつくるのはグルコース・アラニン回路 誤り
(5) 脂肪酸(偶数個の炭素からなるもの)は、アセチルCoAになるので糖新生の材料にならない。トリグリセリドのうち糖新生に使われるのはグリセロール 誤り
【糖新生の材料】
乳酸、ピルビン酸
糖原性アミノ酸(アラニンなど)
グリセロール
(脂肪酸は材料にならない)
出典:第32回 管理栄養士国家試験 問75(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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