図に示すような透磁率がμ〔H/m〕の鉄心で作られた磁気回路の磁路abの磁束φを表す式として、正しいものを下の番号から選べ…

無線工学の基礎 無線工学の基礎 A-5

図に示すような透磁率がμ〔H/m〕の鉄心で作られた磁気回路の磁路abの磁束φを表す式として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、磁路の断面積はどこもS〔m²〕であり、図に示す各磁路の長さab、cd、ef、ac、ae、bd、bfはl〔m〕で等しいものとし、磁気回路に漏れ磁束はないものとする。また、コイルCの巻数をN、Cに流す直流電流をI〔A〕とする。

第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 A-5の表第一級陸上無線技術士 2026年(令和8年)7月期 無線工学の基礎 A-5の選択肢の図
正答 (4)
正答は (4)。磁気抵抗は中央の脚がR、左右の外側の経路が3Rずつで、合成は2.5Rとなり φ=2μNIS/(5l)です。 長さl・断面積S・透磁率μの磁路1本の磁気抵抗は R=l/(μS)〔H⁻¹〕 コイルのある中央の磁路abは R。左の経路 a→c→d→b は ac・cd・db の3本で 3R、右の経路 a→e→f→b も 3R です。左右は並列なので 3R×3R/(3R+3R)=1.5R 全体の磁気抵抗は R+1.5R=2.5R=5l/(2μS)。起磁力はNIなので φ=NI/(2.5R)=NI×2μS/(5l)=2μNIS/(5l)〔Wb〕
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【ほかの選択肢】 (1) l とSの位置が逆で、さらに N² になっています (2) l とSの位置は合っていますが、係数が 2/5 でなく逆数の 5/2 です (3) l とSの位置が逆で、係数も逆数です (5) 起磁力は NI で、N²にはなりません 【見分け方】 磁気回路は「起磁力NI=電圧、磁束φ=電流、磁気抵抗=抵抗」と置き換えると、電気回路と同じように解けます。

出典:2026年(令和8年)7月期 第一級陸上無線技術士 無線工学の基礎 A-5(公益財団法人日本無線協会 公表)出典元ページ

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